境 内 面積は約二万坪(6ha)で、源義仲騎馬像、とやまの名水「鳩清水」、石段、謡曲史跡駒札、木曽願書石碑、基壇状遺構群(東側丘陵上)などがある。 ◎源義仲像 みなもとのよしなか ぞう 石段下の広場の正面参道左手にある。昭和58年、源平倶利伽羅合戦800年祭の記念事業として、江湖の浄財により建立された日本一の大きさの源義仲(木曽義仲)像である。 地上からの高さは約8mで、騎馬像としても全国有数のものである。 ◎名水 鳩清水 めいすい はとしみず 石段下の広場の正面参道右手にある。源平合戦の折、倶利伽羅山中で源氏軍が八幡神の御使いである白い鳩の導きによって発見し、兵馬がのどの渇きを癒したとされる「鳩清水の滝」を水源とする清水が自然石を彫り抉った手水鉢に注いでいる。 富山の名水に指定されている。(指定は昭和61年、飲料可) ◎石段 いしだん 現在は103段であるが、社殿前の2段、かつて参道途中にあった3段(三段(みだん)の石碑が建てられている所)を合わせると108段となり、煩悩を踏み消して社殿前に至るよう作られている。戦国時代に近傍の蓮沼城主だった遊佐慶親が寄進したと伝わる。